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定額小為替を土日に手に入れるのはやはり無理?

定額小為替を郵便で送りたいが土日に手に入れるのはやはり無理?

こんにちは。

今回は定額小為替について触れてみたいと思います。

切手はなじみがあっても、定額小為替はもしかすれば、使ったことがない人もいるかもしれません。

定額小為替は大人になると、人によって何年かおきに必要になったりします。
現金は普通郵便で送れませんが、現金のかわりに定額小為替は送れるということで利用する人も多いでしょう。
私の場合、最近では、パスポート更新時の戸籍謄本の郵便申請による発行手数料、大学卒業証明書の郵便申請による発行手数料で必要になることがありました。

そして定額小為替が手元にストックがない時、いつも、どうやって手に入れるか悩みます。
特に土日ですね。

定額小為替は土日には買えないということが利用したことがある人の間では既成事実化しつつあります。

定額小為替を使ったことがない人は切手と同じようにコンビニで買えるんちがうん?
と思われるかもしれませんが、残念ながら買えません^^;

ちなみに定額小為替はゆうちょ銀行、切手は日本郵便の商品で、全く異なるものです。

ということで、今回、改めて、本当に定額小為替は土日に手に入れることが無理なのか?検証してみました。

あわせて、土日に定額小為替がなくて困らない備え方についても触れてみたいと思います。

定額小為替を土日など休日に手に入れる方法について検証

郵便局やその他で土日に定額小為替を手に入れられる可能性について検証

土日に定額小為替を手に入れられる可能性について様々なパターンで検証してみました。

結果は次のとおりとなりました。

土日の定額小為替の取得可否
※〇:可能、×:不可能、△:条件つきで可能
ケース 判定結果 備考
郵便局 × ゆうゆう窓口など郵便配達に関する窓口は土日でも開いていますが、定額小為替を扱うゆうちょ銀行の窓口や郵便局の貯金窓口は平日のみなので、定額小為替は土日に購入できない。
コンビニ、金券ショップ × 民間の銀行の小切手が売られていないことを考えると定額小為替が売られていなくても不思議でないかな。
他人からの譲渡 家族や友達がたまたま持っていて、譲ってくれるという話がまとまれば、いつでも可能です。
ただ、「指定受取人のおなまえ」欄に名前が入ってしまっていると、その名前の人しか換金できないので、空欄になっていることを確認しましょう。

郵便局で定額小為替がゆうちょ銀行窓口や貯金窓口でしか取り扱っていない理由は購入時の手続きにヒントがあります。

購入申し込み用紙に住所や電話番号、氏名などを記入する必要があるのですが、これはマネーロンダリング(お金の移動を繰り返し、資金の出所をわからなくする)などの悪用を防止するためだそうです。

定額小為替はほぼ現金ですからね。

コンビニ、金券ショップで売られていない理由も上の理由だけで説明はできそうですが、
もう少し納得するために民間の銀行の現金に換えられる小切手もコンビニや金券ショップで売られていないことを考えるとなるほどと思えてくるのは私だけでしょうか^^

※一応、正確には定額小為替と小切手は異なるものです。
違いですが定額小為替には不渡りがないということが一番ではないかと思います。
(定額小為替はゆうちょ銀行が保証、小切手は振出人(いわゆる個人や会社)が保証)
あと定額小為替は扱う金額が少額です。(50円~1,000円単位)

他人からの譲渡という方法は、確かに土日でも手に入れることが可能ですが、他力本願なので、もちろんいつでもというわけにはいきません。

また、譲ってもらった定額小為替の「指定受取人のおなまえ」欄に名前が入ってしまっていると、その名前の人しか換金できないので、名前が入っていないか、注意が必要です。

以上、要点をまとめますと

土日に定額小為替を他力本願以外で手に入れることはできない。

ということになりました。
期待されていた方、すいませんm(_ _)m

そのため、土日当日では対応が難しいので、事前に土日に定額小為替がなくて困らないようにするための備えを考えてみます。
それについて、次に紹介させていただきます。

定額小為替を土日に自力で購入することはできない、平日の空き時間に郵便局へいかに出向けるかがカギ

土日に定額小為替がなくて困らないようにするための備え方、結局、行きつくところは郵便局

土日に定額小為替がなくて困らないようにするための備え方としては次の2つになるかと思います。

定額小為替の備え方のコツ

  1. 平日、会社に半日または1日休みをとって、通常の方法で購入、
    この際、一定量、まとめ買いする。
  2. 平日18:00まで開いているゆうちょ銀行窓口または郵便局の貯金窓口に向かう。

1つ目は思いきって(定額小為替の購入のために!)、有休などで会社をお休みして、ゆうちょ銀行窓口または郵便局の貯金窓口で正攻法で購入することですが、この時、ストック用にまとめ買いします。

まとめ買いした後、注意することがあります。
定額小為替には有効期限があります。
有効期限は発行日から6か月です。

有効期限が過ぎてしまった場合は、利用できなくなりますが、最大5年までなら身分証明書、印鑑を持参すれば、額面通りの金額の払戻しが可能です。

2つ目の平日18:00まで開いているゆうちょ銀行窓口または郵便局の貯金窓口に行けるのであれば、土日に必要なことを忘れない限り、困ることもないでしょう。

ただ、平日18:00までゆうちょ銀行窓口、貯金窓口が開いている郵便局は各拠点となる規模の大きい郵便局に限られます。
(都内であれば、たくさんありますが)

ちなみにゆうちょ銀行窓口と郵便局の貯金窓口の違いですが、どちらもゆうちょ銀行です。
ゆうちょ銀行窓口が直営店、郵便局の貯金窓口が出張所というようなイメージですかね。
定額小為替はゆうちょ銀行窓口でも郵便局の貯金窓口、どちらでも購入できます。

最新情報は「ゆうちょ銀行 18時まで」で検索して確認してください。

以下に一部、紹介します。

18時までOKな窓口一覧
【18時まで開いているゆうちょ銀行窓口、貯金窓口がある郵便局の一例】

  • 東日本(東京都以外)
    • 札幌中央郵便局
    • 青森中央郵便局
    • 秋田中央郵便局
    • 盛岡中央郵便局
    • 山形中央郵便局
    • 仙台中央郵便局
    • 福島中央郵便局
    • 水戸中央郵便局
    • 千葉中央郵便局
    • 宇都宮中央郵便局
    • さいたま中央郵便局
    • 前橋中央郵便局
    • 横浜中央郵便局
    • 川崎中央郵便局
    • 甲府中央郵便局
    • 新潟中央郵便局
    • 長野中央郵便局
    • 富山中央郵便局
    • 金沢中央郵便局
    • 福井中央郵便局
    • 静岡中央郵便局
    • 名古屋中央郵便局
    • 千種郵便局
    • 岐阜中央郵便局
    • 津中央郵便局
    • その他、複数
  • 東京都
    • 東京中央郵便局
    • 芝郵便局
    • 新宿郵便局
    • 立川郵便局
    • 豊島郵便局
    • 渋谷郵便局
    • その他、多数
  • 西日本
    • 大津中央郵便局
    • 京都中央郵便局
    • 大阪中央郵便局
    • 高槻郵便局
    • 大阪南郵便局
    • 神戸中央郵便局
    • 奈良中央郵便局
    • 和歌山中央郵便局
    • 鳥取中央郵便局
    • 松江中央郵便局
    • 岡山中央郵便局
    • 広島中郵便局
    • 広島中央郵便局
    • 山口中央郵便局
    • 徳島中央郵便局
    • 高松中央郵便局
    • 松山中央郵便局
    • 高知中央郵便局
    • 福岡中央郵便局
    • イオンモール福津郵便局
    • 佐賀中央郵便局
    • 長崎中央郵便局
    • 熊本中央郵便局
    • 大分中央郵便局
    • 宮崎中央郵便局
    • 鹿児島中央郵便局
    • 那覇中央郵便局

東京は他地域に比べて、圧倒的に選択肢が多いです。
すごいですね。うらやましい。。。

定額小為替の土日の購入は基本的に不可、ゆうちょ銀行や郵便局で事前の準備が必要

残念ながら、他力本願以外の方法で土日に定額小為替を手に入れる方法はない。という結論になりました。

そのため、土日に定額小為替が必要な場合は、

  • 定額小為替を一定量、まとめ買いしておく(有効期限は注意(6ヶ月及び5年))
  • 平日18:00まで開いているゆうちょ銀行窓口または郵便局の貯金窓口に向かう。

といったことが必要になります。

定額小為替自体は需要が小さく、また、巨額の資金のバックボーンが必要になるため、民間銀行単独では同様の商品を提供することは難しいでしょう。

そのため、定額小為替はゆうちょ銀行の現金商品ではありますが、他の銀行でも取り扱えるようにしてくれないかなーと願ってやみません。

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