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都会と地方に実際に住んでみて感じた生活費などの違いについて

都会暮らしと地方暮らしの違い

こんにちは。

今回は都会暮らしと地方暮らしの違い
について取り上げてみたいと思います。

この時期、そろそろ帰省準備に取り掛かっている人も多いでしょう。
私も帰省予定ですが、ちなみに都会から地方に移住してから4年目になります。

これまで住んできた地域の都会(人口100万人以上の都市またはその周辺の都市)、
地方(上記以外の県庁所在地またはその周辺の都市)
のトータル年数で集計してみると、
都会歴は30ウン年、地方歴5年程度になります。

大人のイメージ

虎穴に入らずんば虎子を得ず

子供のイメージ

行動力があるんですね。

私が体験した都会と地方暮らしの違い、生活費など

【高層ビルが多い都会のイメージ】
私が感じた都会暮らしと地方暮らしの相違点

【都会のけんそうから遠く離れた緑豊かな地方のイメージ】
私が感じた都会暮らしと地方暮らしの相違点

私が感じた都会暮らしと地方暮らしの相違点について振り返って整理してみると次のようになりました。

ちなみにここでいう都会とは
東京、大阪、名古屋、博多、札幌、仙台、広島などの100万都市
またはその周辺の都市をイメージし、

一方、地方は上記以外の県庁所在地や
その周辺の都市をイメージしています。

都会暮らしと地方暮らしの比較
比較項目 都会での特徴 地方での特徴 個人的な利便性による軍配
屋内に浄水器がある世帯が多い。 浄水器が必要ない。水道水をそのまま炊飯または飲料水にしても抵抗がない。 地方
空気 屋内に空気清浄機がある世帯が多い。 空気清浄機が必要ない。基本的に澄んでいる。 地方
住宅環境 普通
※防音窓ガラスがある世帯が多い
防音窓ガラスが必要ない。夜はほとんど、人が歩いていないため、極めて静か。 地方
家賃 高い 安い
都心の約1/2の相場、都会から人を呼び込む目的か、
物件自体、リフォームされていてきれいなところが増えてきている。

一方で似たような外観設計の物件が多い。
地方
光熱費 安い
※ガスの場合比較的安い都市ガスが供給されれている。
高い
※ガスは安い都市ガスではなく、割高なプロパンガスというところが多い。
水道料金も数少ない市町村の財源であるためか、都会より高い感じがする。
※個人的にはプロパンガス、水道にいたっては仮受金という形で保証金を事前に徴収されました。
(都会では経験したことがなかったので、様々事情を想像してしまいました。
どうやら高熱費を徴収できない出稼ぎの外国人労働者が
一時期、増えた事情があったとのこでした。)
都会
ごみ収集 ごみ収集日が多い。 ごみ収集日が少ない。
月に一度の資源ごみ回収日に出し忘れると、大変なことになりました。
個人的には夏、2ケ月分のペットボトルがたまった時は大変でした。
都会
病院 選択肢が多い。 選択肢が少ない。
※個人的に医師が不足していると実感する。
病気になった時、専門外の医者にあたることも少なくない。
都会
町内会費 ないことが多い。
※個人的には経験がない。
徴収されることが多い。地方にもよるが、
だいたい月1000円程度だと思われる。
都会
町内活動 ないことが多い。
※個人的には経験がない。
持ち回りで班長などの仕事を任されることがある。
仕事内容は主に町内会費の徴収や回覧版の回収など。
都会
自家用車の必要性 なくても困らない。
※個人的には電車、バスなどの公共交通機関が発達しているため、
平日はほとんど、自分で運転する機会がほとんどない。
基本的に車社会
※地元の高校生は卒業と同時に運転免許を取得することが
一般行事となっている。
※コンビニの駐車場が大きい。(20台前後停められることが珍しくない。)、
ドライバの道の駅的な役割も担っているため、
店員に確認しなくても自由に利用できるトイレが標準装備されている。
距離間隔が都会と次元が違う。
ちょっと先の単位が1km単位で、歩くと20分ほどかかる場合もある。
都会
車の駐車場代 高い
※1ヶ月2万円以上というところが多い。
安い
戸建住宅では駐車場があるのが当たり前。
賃貸物件でも駐車場が無料という場合が多い
(2台分というところもめずらしくない。)
地方
通勤などの交通手段 電車、バスなどの公共交通機関が主 車やバイクがないと、買い物など基本的なことが気軽にできないことがある。
※車やバイクが故障すると、何もできない。
※昼間でも歩いている人がとても少ない。
※移動中、ガス欠に対する注意は必須。
※都会のような通勤ラッシュにでくわすことがない。
利用できる電車、バスなどの公共交通機関少ない
(電車の本数が1時間に2,3本あれば多い方、帰省時など、
乗換えがうまくいかないと新幹線で移動している時間
と変わらない場合を経験したことがある。。。)

※電子マネー(Suica等)が使えない駅もある。
※バス路線は基本的に一部をのぞいて皆無に近い。
都会
買い物の場所 駅前を中心に店舗が密集していて、まず、困らない。 駅前に店舗がまばらまたはほとんどないことが普通。
変わりに郊外型ショッピングセンター(駅から歩いていける場所にはないことが多い)が発達しているが、買い物には自家用車が必須。

※都会から地方にIターンした時に一番、最初に戸惑う環境の変化かもしれません。
(都会のけんそうに慣れている人の場合、気分転換を行う方法がわからず、心理的に悩む場合も)
都会
買い物のスタイル 自転車または徒歩で持ち帰れる以上のものは買えない。 1人あたりの1回分の買い物量が外国並みにすごい。
ペットボトルの箱買いは普通(自家用車があるため問題なし)。
レジの待ち時間が半端ない。

※こういった地方で働くレジ打ちの店員さんが都会に移住後、
同じレジ打ちの仕事をすることになった場合、
無双状態になるのではと思うほど、手際がすごい。
※小分けの商品が少ない。
袋ラーメンなど、10食入りなどという形で売られていて、
特に独身者は購入時、躊躇する。
都会
県民性の影響の有無 ほとんど問題にならない。
※様々な地域の出身者がいるため、
多種多様な価値観が受けいられる環境にある。
長く住んでいくには無視できない重要な要素
※地元民が多く、変化を嫌う保守的な人が多い場合もあり。
このため、平穏に暮らしていくには移住先の住民の価値観
にあわせていく必要がある可能性もあり。
生活範囲が限定される(会社や自宅周辺)場合、
よりその重要性を感じるようになる。
都会
小中学生の通学風景 自転車または徒歩 自転車または徒歩
※ヘルメットが必須な学校が多い。
個人的によく通勤途中でヘルメットをかぶった小中学生を見かける。
車の往来が多いための対策だと思われる。
-
風景 一般的な都会の風景
※駅前に店舗などの商業施設が密集し、
それを取り囲むように住宅エリアが広がる。
広大な田畑、農道が近くにある。 -
気候変動による気温などの変化 地方に比べると、気候変動による影響は小さい。
※高層建築やアスファルトなど、気候の変動を吸収する要素が多い。
気候変動に伴う、気温などの変化をもろに受ける。
※高層建築など少ない分、気候の変化をそのまま受けやすい。その地方特有の強風、夏は猛暑、冬は極寒など。
都会
飲み会の集合解散方法 基本的に徒歩。 飲み会の時も車の必要性は例外ではないため、運転代行が必要。
※運転代行について
酒などの理由で自動車の運転ができなくなった者の代わりに運転して、
自動車を目的地(主に依頼者の自宅)に送るサービス。
都会

だいたい私が感じた印象は上の表のとおりですが、
かいつまんでポイントをまとめますと、
次のようになるのではないかと思っています。

  • 地方は都会に比べてさすがに空気や水がきれい。
  • 都会の暮らしが長い人が地方に移住した場合、
    多くの点で生活スタイルを変えなければならない。
大人のイメージ

そうかー、いろいろあるんやな。

子供のイメージ

勢いだけでの移住はちょっとリスクがあるかもな。
引っ越す前にプチ移住とかしてみてみるのもいいかも。

都会暮らしと地方暮らしの違いの体験を踏まえ、移住を検討中の方へ

都会暮らしが長い人が地方に移住しようと思う場合、
様々な観点(上の表の項目のような点)から本当に自分に向いているのか
考える必要があると思っています。

都会のけんそうに疲れ果てたため、
なんとなくスローライフで過ごせそうという気持ちだけで、
Iターン移住しようと思っている人がいたら、
私からみれば少しリスキーという感じです。

逆にしっかりとした下調べと検討を十分に重ねた上での
Iターン移住であれば、より幸せな地方ライフが待っていると実感しています。

ちなみに個人的な経験としてスローライフが可能かどうかは
都会暮らしか地方暮らしかどうかとはあまり関係がないかと思っています。

スローライフを実現するためには人生の大半を占める睡眠を除く時間、
働いている時間の過ごし方で決まると思っています。

スローライフが可能かどうかは結局は仕事内容次第です。
都会から地方へIターン移住を検討している人がいましたら、
参考にして頂けたらと思います。

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